phone-help’s blog

iPhone & Androidの不具合修復、画面ロック解除、位置情報変更などスマホに関する情報をまとめます。

iPhoneの写真を共有する方法(ネット環境あり・ネット環境なし)【iOS16対応】

いまやiPhoneは高性能カメラとしての側面もあります。好きなときに自由に撮影できるカメラ機能は、多くのユーザーにとって欠かせない要素のひとつと言えるでしょう。

しかし、撮影するだけが喜びではありません。撮影した写真を誰かと共有することも楽しむための方法です。

とはいえ、いざiPhoneで撮った写真の共有を思い立っても、どうすればいいかわからないもの。LINEやメールに添付して送信することは可能ですが、その方法では以下のデメリットが挙げられます。

  • 手間がかかる
  • 画質が落ちる可能性がある
  • データが相手に送信されない可能性がある

iPhoneには上記の問題をクリアできるだけでなく、写真をかんたんに共有できる機能が備わっています。

そこでこの記事では、ネット環境がある場合とない場合で使えるiPhoneの写真を共有する方法について解説します。消えた写真の復元方法についても紹介するので、気になった方はぜひ最後までお読みください。

1はじめに

まずはiPhoneの写真を共有する方法をインプットしましょう。方法は環境別で2つあります。

  • ネット環境がある場合→「①:共有アルバム」
  • ネット環境がない場合→「②:Air Drop

それぞれの使い方をレクチャーする前に、まずは上記2つの特徴から解説していこうと思います。

 

①:共有アルバム

 

iPhoneには「共有アルバム」という他のiPhoneユーザーと写真を共有できる機能が搭載されています。

使い方については後述しますが、誰でもかんたんに利用できる機能です。

共有アルバムの自由度は非常に高く、アルバムの中には最大で200個のフォルダを作成することが可能。そして、ひとつのフォルダには最大で5,000毎の写真を格納できます。

さらにフォルダは共有したいユーザーをそれぞれ指定することが可能。アルバム単位で閲覧できるユーザーを制限できます。

 

②:AirDrop

 

iPhoneには「AirDrop」という近くにいるiPhoneユーザーと写真や動画などのデータをやり取りできる機能が搭載されています。

iPhoneユーザー同士であれば、この機能を使って共有するのがもっとも簡単でスムーズです。ただし、AirDropは以下の条件を満たしている端末でないと使用できません。

基本的に古すぎる端末は使用できないと判断していいでしょう。

 

2ネット環境がある場合 写真を共有する方法【iOS16対応】

それではネット環境がある場合の写真共有方法について解説していきます。

ネット環境がある場合は、iCloudの共有写真ライブラリ「共有アルバム」を使いましょう。

設定する前にまずは次のステップを済ませてください。

 

  1. iPhoneを最新の iOS にアップデートする
  2. iCloud を設定しておく
  3. Apple ID でiCloud にサインインする

上記すべてが済んだらiPhoneの「共有アルバム」を有効にします。次の手順をひとつずつクリアしていってください。

  1. iPhoneの「設定」をタップ
  2. 「ユーザ名」
  3. iCloud
  4. 「写真」をタップして「共有アルバム」をオンにする

 

以上で共有アルバムの設定は完了です。特に難しい作業はなく、設定から共有アルバムをオンにするまでタップしていくだけでOKです。

作業中にトラブルが発生した場合は、あらためて設定前のステップを再確認してみてください。それでも解決しない場合は、Appleの公式ページを参考にしましょう。

なお、iTunesを使った写真共有の方法は次の記事で解説しています。iTunesで共有したい方はぜひ参考にしてみてください。

関連記事:iCloudとiTunesの写真共有について

3ネット環境がない場合 写真を共有する方法

ネット環境がない場合は「Air Drop」をつかって写真を共有します。具体的な方法(手順)は次のとおりです。

 

①:Bluetoothを有効にする

AirDropで写真を共有する前に、まずはiPhoneのコントロールセンターを開きます。そこでBluetoothを有効にしましょう。

 

コントロールセンターの呼び出しは、ホームボタンがある機種なら画面下部を上にスワイプ。ホームボタンがない機種は画面右上を下にスワイプで表示できます。

 

 

②:AirDropの受信設定

コントロールセンターに表示される「ネットワーク設定」を長押しすると、AirDropのボタンが表示されます。ここで受信設定を行いましょう。

 

AirDropの受信設定は次の2種類です。

 

  • 「連絡先のみ」

iPhoneの連絡先に登録されている人のみ認識される

  • 「すべての人」

連絡先に登録されていない人にも認識される

 

プライバシーの保護を考えるなら、受信設定は「連絡先のみ」がベター。あらかじめ写真を誰と共有したいのか明確にすることが大切です。

 

 

③:写真アプリから共有ボタンをタップ

写真アプリから共有したい写真を開き、共有ボタンをタップします。複数の写真を一括で選択したい場合は、ギャラリーの右上に表示される「選択」を活用しましょう。

 

④:AirDrop ボタンをタップ

共有したい写真を選択したら、AirDropボタンをタップします。

 

⑤:写真を共有したい相手を選ぶ

Airdrop画面が表示されるので、送信できるユーザーの中から写真を共有したい相手を選びます。そうするとAirDropを受信する相手のiPhoneにも専用画面が表示されるので「受け入れる」をタップしてもらいましょう。

これであなたが共有したい写真が相手側からダウンロードされます。

なお、AirDropが使えない場合は次の記事を参考にしてみてください。原因と対処法について詳しくまとめています。

関連記事:iPhone・iPad・iPodでエアドロップ(AirDrop)ができない・使えない原因と7つの対処法

4 iPhone写真復元の方法

iPhoneの写真を復元する方法は次のとおりです。

  • iCloudのバックアップから復元
  • iTunesのバックアップから復元
  • iPhoneのデータ復元ソフト「Fone」を使う

写真の復元は基本的にサービス内のバックアップ機能を用います。iCloudiTunesを使用していてバックアップ機能を稼働している場合は、いずれかを選んで復元を試みてください。

iCloudを使った復元方法はこちら。

iTunesを使った復元方法はこちら。

上記の方法で復元ができない場合は、iPhoneのデータ復元ソフト「Dr.Fone」を使いましょう。

「Dr.Fone」は世界中のiPhoneユーザーを対象としたデータ復元ソフト。その復元テクノロジーは常に最新を維持しています。

さらに使い方はかんたん。復元ソフトを使ったことがない方でも、安心して紛失したデータをたったの3ステップで復元できます。

「Dr.Fone-iPhoneデータ復元」を使ったiPhoneの写真復元ステップ

  1. 「Dr.Fone-iPhoneデータ復元」がインストールされたデバイスを立ち上げてiPhoneを接続
  2. ファイル形式から「写真(イメージ)」を選択し、スキャンを開始する
  3. 解析されたデータをプレビューして復元

インターフェイスは非常にわかりやすいので、手こずることなく写真の復元を可能になります。その精度は高いので、あやまって消してしまった写真も高確率で取り戻せると思います。

5 おわりに

記事のまとめです。

iPhoneで写真共有する方法は次の2種類です。

 

  • ネット環境がある場合→「①:共有アルバム」
  • ネット環境がない場合→「②:Air Drop

 

ネット上で写真を共有するなら「共有アルバム」を使い、近くに共有したいユーザーがいる場合は「AirDrop」を使うと便利です。

続いて、iPhoneの写真を復元する方法は次の3種類です。

 

  • iCloudのバックアップから復元
  • iTunesのバックアップから復元
  • iPhoneのデータ復元ソフト「Fone」を使う

 

iCloudまたはiTunesのバックアップから復元できなかった場合は、iPhoneのデータ復元ソフト「Dr.Fone」を利用するのがベストです。

大切な写真を大切な人と共有して、iPhoneをもっと楽しく使いこなしましょう。

 

 

一部の写真の出典元:

https://www.photo-ac.com/main/detail