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iOS16を搭載したiPhone14のマップ新機能と使い方まとめ

iPhone14およびiOS16には地図アプリ「マップ」が標準搭載されていますが、実はiOSがアップデートされるたびに、機能はもちろん使い勝手が向上しています。はたして現状のマップにはどういった新機能が加わったのでしょうか。

この記事ではiPhone14(iOS16)の地図アプリ「マップ」の新機能と使い方について詳しく解説していきます。

1 はじめに

この記事はiPhoneの地図アプリ「マップ」の新機能と使い方について解説していきます。なお、iOS16による新機能は次のとおりです。

かつてのマップと比較すると、その利便性ははるかに向上。複数の経由地を追加できる上に、交通機関の運賃の確認、そして交通系ICカード情報も表示できるのは非常に便利です。

マップはこれまで以上にオールインワンになりました。だからこそ新機能をいち早く理解して使いこなしましょう。

それでは新機能と使い方について深掘りしていきます。

2 複数の経由地を追加する方法

地図アプリ「マップ」はiOS16のアップデートによって、複数の経由地を追加できるようになりました。経由地は最大で15ヵ所まで指定できます。

この新機能がもたらすメリットは旅行や観光をより一層楽しくしてくれること。例えば、次のような使い方ができます。

  1. 訪れたい観光スポットをいくつか指定する
  2. 空いている時間をつかってショッピングを楽しめるよう経路を組む
  3. 宿泊先のホテル付近にあるレストランを探す
  4. 明日の経路(プラン)を考える

なお、経路は過去に設定したものも「履歴」に保存されます。よって、アプリを起動するたびに呼び出せるので、一度でも設定した経路をふたたび調べる必要がありません。

また、経路検索はiCloudのアカウントを同期させることで、所有するデバイス間で共有可。例えば、パソコンではプランの組み立てを。道中ではiPhoneで経路を確認するといった使い方が可能になります。

さらには自動車の運転中にはSiriに新たな経由地を追加させることも可。ナビゲーションはもちろん、思いついたタイミングで経由地をかんたんに音声で追加させることができます。

3 アプリ内で運賃を確認する方法

iOS16では交通機関の情報表示にくわえて、運賃も表示されるようになりました。

使い方は利用したい交通機関をマップ上で検索するだけでOK。あとはアプリが自動的に目的地までの運賃を表示してくれます。

これまでのマップは交通機関の情報表示に留まっており、運賃を調べるためには外部サイトやアプリを利用するほかありませんでした。しかし、運賃情報も追加表示されるようになったことで、マップアプリひとつで問題を解決できます。

この新機能により、運賃を確認することを目的したツールが不要になりました。

4アプリに交通系ICカードを追加する方法

アップデートされたマップアプリは、ウォレットアプリに登録済みの交通系ICカード情報も表示してくれます。iOS16の新機能により、次の使い方が可能です。

  • 使用している交通系ICカード情報のチェック
  • マップ上での残高の確認
  • マップ上でのチャージ

これまでと同様の使い方で上記のメリットが加わります。

特に注目すべきは、マップ上で交通系ICカードの残高を確認できてチャージできる機能。これによって各ICカードサイトを開き直す手間がなくなりました。

iOS16のその他新機能と比較すると地味かもしれませんが、普段からマップと交通系ICカードを使っている方には嬉しい機能と言えるでしょう。

5自分の位置情報を守る方法

iPhoneの標準地図アプリ「マップ」は新機能が搭載されたことで利便性がさらに向上しましたが、使い方を誤ると個人情報の漏洩につながります。

特にマップを第三者に共有した際の位置情報は要注意。信頼できるユーザーへの共有は問題ありませんが、それ以外のユーザーに情報を提供してしまうと犯罪に巻き込まれる可能性もあります。

そこで自分の位置情報を守るためにも、次のポイントは押さえておきましょう。

  • 必要なアプリだけに位置情報の権限を与える
  • 専用ソフトを使ってプライバシーを保護する

いずれも安全を確保するにはとても重要です。

ここでは上記2点について詳しく解説していきます。

 

5.1 必要なアプリだけに位置情報の権限を与える

プライバシーを保護するには、個人情報を提供しかねないアプリの位置情報をすべて制御しなければなりません。

位置情報を制御する簡単な方法としては、iPhoneの位置情報サービスをオフにすること。設定の手順としては次のとおりです。

  1. 「設定」を開く
  2. 「プライバシー」をタップ
  3. 「位置情報サービス」と選択
  4. 「位置情報サービス」をオフにする
  5. 完了

ただし、位置情報サービスをオフにすると、iPhoneの重要機能をはじめ多くのアプリの位置情報が停止になります。

位置情報サービスはアプリ毎に設定できますが、初心者には手間がかかる上にミスをしやすいのでおすすめできません。位置情報を制限する場合は、iPhoneの位置情報サービスをオフにするか専用ソフトを使いましょう。

5.2 専用ソフトを使う

個人の位置情報を制御するには、iPhoneの位置情報サービスをオフにする方法がベストですが、実は専用ソフトを使えばもっと簡単にプライバシー保護ができます。

おすすめはWondershare「Dr.Fone - GPS変更」。

「Dr.Fone - GPS変更」は、1クリックで位置情報(GPS)を移動させて好きな場所を指定できます。

一般的なGPS変更ツールはあくまで現在の位置情報を適当に変更させるだけですが、Dr.Fone - GPS変更は好きな場所に移動可能です。よって、次のメリットと使い方ができます。

  • 位置情報を制御できる
  • 世界中のどこへでもテレポートできる(GPS情報を生み出せる)
  • 位置情報を必要とするアプリやゲームに対応
  • ソフトは個人情報や記録をいっさい収集しない
  • 現地の経路をシミュレーションできる

このようにプライバシーの保護以外にもさまざまな使い方ができます。

ソフトは有償ですが2時間のみ無料で試用可。対応デバイスiPhone機種をはじめ、AndroidWindowsMacで使用できます。

位置情報の制御だけでなく、位置を自由に指定したいという方にはおすすめです。操作は初心者でもかんたんにできるので、気になった方は無料ダウンロードを試してみてください。

6 おわりに

記事をまとめます。

iOS16によるマップの新機能は次の3点。

いずれもありそうでなかった便利な機能。これらが加わったことで、交通機関の運賃を調べるためのツールと、交通系ICカードの公式サイトに直接アクセスする必要がなくなりました。

iPhoneの地図アプリ「マップ」はこうして利便性が向上しましたが、位置情報の管理はユーザー自身が徹底しなければなりません。

自分の位置情報を守るために必要なポイントは次の2点です。

  • 必要なアプリだけに位置情報の権限を与える
  • 専用ソフトを使ってプライバシーを保護する

iPhoneの位置情報サービスをオフにすれば、iPhoneそのものの位置情報を制御できます。しかし、すべての機能に適用されるので注意が必要です。

あくまで位置情報の制御をしたいのであれば、専用ソフト「Dr.Fone - GPS変更」を使用するといいでしょう。

 

一部の写真の出典元:

https://www.photo-ac.com/main/detail