iPhoneユーザーは、そろそろ新機種への変更を考えている方もいるでしょう。なかには、古いiPhoneを手元に残している人もいるかもしれません。いつか使うかもしれないと保管しておいても、一向に使う機会がない人もいるでしょう。そのような人の中には、個人情報の消去の方法がわからず止む無く残しているケースもあるようです。
iPhoneは人気機種なので、早いうちに下取りに出せば有利に買い取ってもらえます。下取りや買い取りだけでなく人に譲る場合でも、個人情報は完全に消去しておかなければなりません。自分だけに限らず連絡帳の知人などの情報も流出するリスクがあるためです。万一の流出や悪用に備えて自己防衛が大切なのは言うまでもありません。
この記事では、iPhoneに記録した情報を完全に消去して初期化する方法と、おすすめのアプリDr.Foneを紹介します。
目次
1.iPhoneを下取りに出す前に初期化する基本的な方法
2.不安な場合はiPhoneのデータを完全消去できるDr.Foneがおすすめ
1.iPhoneを下取りに出す前に初期化する基本的な方法
iPhoneを買い替える場合は、新しい機種に必要な情報を転送し、古い機種から個人情報を完全に消去する必要があります。iPhoneは、古い機種でも需要のある人気シリーズのため、下取りや買い取りに出したり、人に譲ったりするケースも多いでしょう。その際に、初期化していないものは引き取り不可という業者も増えています。
業者でも初期化を行ってくれるとはいえ、管理が徹底されていなければ情報が漏洩するリスクもあるのです。ここでは、iPhoneを初期化する方法について基本的な流れを解説します。
1-1.バックアップをとる
iPhoneのバックアップは、パソコンを利用してiTunesでバックアップデータを保存するか、iCloudにバックアップデータをアップロードする方法があります。定期的に自動でバックアップしている場合も、必ず最新のデータをバックアップしておきましょう。
1-2.製造番号(IMEI番号)を控える
下取りの際に、申込書兼同意書などの書類に「製造番号(IMEI番号)」と「シリアル番号」の記載が求められます。iPhoneの「設定」→「一般」→「情報」で見られますので必ずメモしておきましょう。
一番上の枠、名前や機種名の下に「シリアル番号」11桁か12桁の英数字があります。「IMEI」は、画面をスクロールして下の方の物理的SIMの枠内に15桁の数字が記載されています。IMEIの枠には他の項目の数字も並んでいるため、間違いのないようにしてくださいね。
1-3.アクティベーションロックを解除する
アクティベーションロックとは、iPhoneのユーティリティアプリ「探す」に搭載されている機能です。万一iPhoneを紛失したり盗まれたりした場合、アクティベーションロックをONにすることによって、第三者に本体を操作されることがありません。
情報漏洩に有効な方法ですが、下取りや買い取りで自分が所有者でなくなる場合は、ロックを解除して所有権を放棄する必要があります。
アクティベーションロックの解除の方法は、「設定」→一番上の所有者の名前をタップ→「探す」→「iPhone/iPad を探す」のオンをタップ→Apple ID パスワードを入力→「オフにする」で解除できます。
1-4.iPhone本体のデータと設定を初期化する
バックアップが正常に行われたことを確認してから、本体のデータと設定を完全に消去します。
「設定」→「一般」→「リセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」→「今すぐ消去」→パスコードを入力→「iPhoneを消去」を2回タップ→Apple IDのパスワードを入力、これで本体のすべての記録を削除し初期化されます。
この操作により工場出荷時の状態に戻ったため、iPhoneから個人情報が流出する心配はなくなりました。
2.不安な場合はiPhoneのデータを完全消去できるDr.Foneがおすすめ
紹介した方法でiPhoneを初期化したつもりでも、iOSのバージョンによっては表示や手順が異なる場合もあるでしょう。「どこかで手順を間違えたのではないか」「本当にすべてのデータが安全に削除できたのか」と不安に思っても確かめようがありません。なかには、復元ソフトなどでデータを読み取ることが可能なのではないかと危惧する人もいるでしょう。
そのようなときにおすすめなのが、WondershareのiPhone管理ソフト「Dr.Fone」です。Dr.Foneなら、iPhoneの完全初期化が簡単なステップで実行できます。
- iPhoneをパソコンに接続して、Dr.Foneのメイン画面から「データ消去」をクリックします。
- 初期化をする場合は、「すべてのデータを消去」を選び、「開始」をクリックします。
- 本当に初期化してよいかの確認のため「000000」をボックスに入力します。
- 「今すぐ消去」をクリックすると、データを消去中と進行具合を%で表示されます。
- 「作業が終了されました」と表示されたら、初期化完了です。
以上のように、Dr.Foneならパソコンの大きな画面で安心して操作できます。Dr.Foneを初めて使う人でも、見やすい画面で迷うことなく直感的に安全に初期化できるでしょう。復元ソフトを使って情報を盗まれる心配もありません。
Dr.Foneは、iPhoneの初期化だけでなく、データのバックアップ、バックアップからの復元、データ消去、不具合の修復など、iPhoneを使う上で起こり得るトラブルを回避できる万能な商品です。iTunesでiPhoneのバックアップがわかりにくいという方にもおすすめです。
まとめ
iPhoneで初期化する際は、最新の注意が必要です。下取りや買い取りに伴う初期化をする前は、バックアップが必須です。しかし、本体のストレージ容量不足で、バックアップがうまくいかない場合もあるでしょう。Dr.Foneがあれば、あらかじめ不要なデータを削除して容量を軽くしてから安全にバックアップできます。
Dr.Foneで初期化すれば、どんな復元ツールを使っても復元が不可能なため、安心してiPhoneを手放すことができます。無料のお試し版も試用できるため、まずはお気軽にダウンロードしてみてはいかがですか。